2018年12月26日
品評会のような場で評価される鯉にはいくつかのポイントがあります。
まずは体型です。これがもっともわかりやすく重要な点です。
ガリガリの痩せすぎでもだめ、ぷくぷくと太りすぎてもだめです。
健康的である程度肉付きがあり、泳ぎに力強さを感じるような鯉が望まれます。
次にその鯉の色です。
白地はあくまでも真っ新な純白のような色合い、紅(緋色)は深みがあり明るいもの、墨は黒、濃厚で、均一、ムラや濃淡がないものの方がより好まれます。
色彩の次は模様です。
模様は左右と前、後ろバランスがとれた対称的な模様が好まれます。キワがはっきりし、サシは色が均一に、ヒレや目は模様が入らないようにいくつかにわかれて模様がはいってるものがさらに好まれます。
頭部が濁らず、全身が光るようにみえるものが好まれます。
一般的には体型、色、模様がよい鯉が評価されますか、そこには属さずとも気品や風格、さらには個性をもつことでそれらを補う場合もあります。泳いでいるところを鑑賞しますので、その泳ぎが様になってるかどうかは重要なポイントになります。
特徴としてメスは白が強く、腹がしっかりとふっくらとした形になります。
オスは泳ぎが早く、特に小さい時はメスよりも成長が早く美しいため幼魚時代の方が品評会にだしやすい傾向があります。